■障害発見の経緯と当社の対応について
4 月 20 日午前 8 時半頃(現地時間 4 月 19 日 16 時半頃)に、当社子会社の「レオンUS
A」において社内システムの障害を検知いたしました。当社情報管理部門が状況を確認した
ところ、コンピューターウイルスの感染による障害の発生を検知したため、システム専門会
社への連絡を行い、直ちに全社員のPCとネットワークを切断する対応を取りました。
その後、当社本社内の一部サーバーおよびPCにおいてもデータの書き換えが確認された
ため、子会社対応と同様に、全社員のPCとネットワークを切断する対応を取りました。
当社グループではサーバーおよび、社員使用の全PCにおいて、アンチウイルスソフトに
よる対策を実施しておりましたが、調査を進めた結果、ランサムウェアによる被害であるこ
とが確認されました。
現在、当社グループのシステムは、インターネット回線とは完全に遮断した環境下で、シ
ステム専門会社による復旧作業と並行して、被害範囲および侵入経路の特定などの調査を行
っております。また、今回の当社被害等について、所轄の警察への報告・相談を行っており
ます。
■現時点までに判明している被害状況について
本障害による影響範囲については、詳しく調査をしている段階ですが、現時点までに、当
社が所有する情報が外部に漏洩した事実およびデータを悪用した二次被害の報告は受けてお
りません。
■今後の対応について
外部の専門家の協力を得て安全を確保した上で、業務継続に向けた作業を進めてまいりま
す。新たな報告事項が発生した場合には当社ウェブサイトを通じて速やかにお知らせいたし
ます。
引用
https://www.rheon.com/common/sysfile/topics/ID00000534binary1.pdf