米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、レッドチームの活動を可視化し、意思決定などをサポートするオープンソースツール「RedEye」をリリースした。GitHubより入手できる。
https://www.security-next.com/140603
同ツールは、同庁と米エネルギー省パシフィック・ノースウェスト国立研究所が共同で開発したオープンソースのソフトウェア。
レッドチームの活動によって侵害がどのように発生するか、複雑なデータをわかりやすく可視化するもので、評価や意思決定などを支援する。
具体的には、「Cobalt Strike」によるログを読み込み、侵入テストの攻撃経路や侵入されたホストなどグラフィカルに表示。活動にタグやコメントを追加でき、調査結果やフローを関係者で共有して評価を行ったり、意思決定などに活用できるとしている。
ログのアップロードやプレゼンテーションの作成が行えるレッドチームモードにくわえて、読み取り専用のブルーチームモードも用意した。「Windows」や「macOS」「Linux」に対応しており、GitHubよりダウンロードすることができる。


