アクセンチュアは2022年9月29日、AI(人工知能)技術ベンチャーのALBERT(アルベルト)にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOBが成立した場合、アクセンチュアはALBERTを完全子会社化する方針だ。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/13805/?n_cid=nbpnxt_twed_it
アクセンチュアは「ALBERTをアクセンチュアに迎えることで、当社のAI領域におけるサービスのさらなる強化につなげる」(広報)とコメント。買い付け価格は1株あたり9180円で、同社の2022年9月29日の終値は4145円。公開買い付けの期間は2022年9月30日~11月14日を予定する。
ALBERTは2005年7月に設立され、2015年2月から東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場している。ビッグデータ解析やAIアルゴリズム開発、AI活用コンサルティング、データサイエンティストの育成支援などの領域に強みを持つという。ALBERTは同日、アクセンチュアのTOBへ賛同し、株主などに応募を推奨すると表明した。


