富士通系国産クラウドに不正侵入 多層防御も設定ミス_日本経済新聞

国産クラウドの一角である「ニフクラ」が5月、不正アクセスを受けた。対象となったのは負荷分散装置で、既知の脆弱性を悪用された。負荷分散装置を通過する通信パケットが窃取された恐れがある。脆弱性の公開からパッチ適用まで1週間かかった隙を突かれた。ネットワーク防御装置にも設定不備があり、攻撃を許した。

 

メーカーの脆弱性公表後に攻撃

 

富士通子会社の富士通クラウドテクノロジーズは5月16日、運営するパブリッ…

  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC205GH0Q2A920C2000000/