米Twilioが8月7日(現地時間)に報告した「高度なソーシャルエンジニアリング攻撃」は、130以上の組織を攻撃した大規模なフィッシングキャペーンの一環だったと、シンガポールに拠点を置くセキュリティ企業Group-IBが25日に公式ブログで報告した。 この大規模フィッシング攻撃では、米カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くIDプロバイダーOktaのログインページになりすましたページが使われているため、Group-IBはこのフィッシングキャンペーンを「Oktapus」と名付けた。 攻撃者は、なりすましたログインページを使って130以上の組織の9931件のログイン資格情報を盗み、そのデータを使ってVPNやリモートアクセス端末を介して企業のネットワークにアクセスしたという。キャンペーンは遅くとも2022年3月には始まったとしている。 Twilioフィッシング攻撃はOktaになりすました大規模キャンペーンの一環──Group-IB報告 – ITmedia NEWS


