ギリシャ情報機関、野党党首や記者の携帯ハッキング・盗聴か…首相関与の疑いも_読売新聞オンライン

ギリシャの情報機関が、スパイウェアを使い、野党党首や記者の携帯電話を、ハッキングした疑惑が浮上し、問題となっている。カテリナ・サケラロプル大統領が疑惑解明に乗り出し、欧州議会議長の報道官も17日、調査をする方針を示した。

 ロイター通信によると、疑惑は7月下旬、野党「変化のための運動」党首でギリシャ選出の欧州議会議員が、携帯電話をハッキングされ、会話を盗聴されていたとして、検察に捜査を要求したことで浮上した。8月上旬には、政府の情報機関が盗聴した事実を認め、長官が辞任する事態に発展した。ただ、ハッキングについては否定した。

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