香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)などは13日、中国・上海市の新型コロナウイルス対策アプリのシステム上に登録された4850万人分の個人情報が、インターネット上に流出した疑いがあると伝えた。
報道によると、「XJP」と名乗るハッカーがデータをネットで販売するとし、住民47人の名前や電話番号、身分証番号などのサンプルデータを公開した。住民の1人はモーニングポスト紙に対し、公開された情報が本物だと確認した。
アプリは住民が公共交通機関や商業施設を利用する際に提示が必要で、日常生活を送るのに欠かせない。報道によれば、アプリの開発を担った上海市当局傘下のビッグデータ部門担当者は中国メディアの記者に対し、「我々は個人情報を漏えいしてはいない」と説明したという。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220813-OYT1T50152/


