クラウドサービス(SaaS)の情報開示とその情報の収集や利用に関する実態調査の結果を公開

クラウドサービス(SaaS)のサプライチェーンリスクマネジメント実態調査

2023/07/24

 コロナ禍以降クラウドサービス(SaaS)の利用が増加しています。しかし、SaaSの選定時にセキュリティリスクの検討やセキュリティが対策を十分考慮されずに導入されたり、運用時の確認や設定変更がされずに脆弱性が放置されたりすることでサプライチェーンのセキュリティリスクが高まっています。さらに、SaaSの活用に係る多くのインシデントが報告されており、利用者が多いことから影響の拡大が深刻になっています。

 このような状況に対して、ガイドラインの発行、見直しや認証制度等様々な政策・取組が行われています。IPAでは2021年度にまつわるSaaSのサプライチェーンのインシデントや脆弱性情報の収集と分析および有識者インタビューにより脅威、リスク、今後の課題などを明らかにしました。その結果「SaaS事業者は、個人情報の保護の方針を含めたSaaSのセキュリティを保証する情報を開示する習慣の確立が必要であり、またSaaS利用者のセキュリティ設定ミスへの対策として安全な利用方法のSaaS利用者への案内(周知)が必要であることが指摘されました。

 これを受け、2022年度調査では、情報開示、情報利用の実態をSaaS事業者、SaaS利用者にアンケート調査及び有識者へのインタビュー調査により把握いたしました。

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