「300万届けるナリ」駅に不審物置いた女起訴 闇バイトに応募か
岡山地検は12日、JR岡山駅構内に脅迫文を添えた不審な段ボール箱を置いてJR西日本の業務を妨げたとして、威力業務妨害罪で、無職の弓場晴菜容疑者(21)=岡山県倉敷市=を起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状によると、氏名不詳者と共謀し6月19日午後5時45分ごろ、岡山駅2階東西連絡通路のベンチ下に「巻き込まれたくないなら300万を届けるナリ」などと書かれた文書を添付した箱を置いたとしている。
岡山県では19日、岡山駅など5カ所で同様の段ボール箱が見つかり、翌20日には瀬戸内市のJR邑久(おく)駅でも発見された。捜査関係者によると、中身は漂白剤や工具などで、危険物ではなかった。弓場被告は警察の調べに「闇バイトに応募した」と供述。6カ所とも自分が置いたと話していた。
「300万届けるナリ」駅に不審物置いた女起訴 闇バイトに応募か