1.経緯 2021年11月4日(木)朝、弊社社員が社内のストレージにアクセスできない状態になっており、ただちに弊社システム担当者が確認して 不正アクセスが行われたことを確認しました。 調査の結果、11月3日(水)朝に何者かによる不正アクセスが行われており、ストレージ内に保管されていたお客様情報が漏えいしたと判断いたしました。 2.第三者に漏えいしたと判断したお客様情報 2019年6月から2021年11月上旬の期間に、弊社の一社研修及びコンサルティングを実施いただいたお客様について、以下の情報となります。 ①お客様ご担当者の情報・・・会社名、氏名、住所、部署役職、電話番号、FAX番号、一部の方のメールアドレス ②研修ご受講者の情報・・・氏名、部署名など ③研修内で配布したテキストなど・・・会社名など ※弊社公開コースにご参加いただいたご受講者の情報は該当しません。 個人情報の数としては1)ご担当者様約1000名、2)ご受講者様約19000名、合計約2万名になります。 3.弊社の対応 1)お客様への対応 上記2.に該当するお客様について、個別にお詫びとご説明をさせていただいております。 現在のところ、お客様情報の不正利用等については確認されておりませんが、万一不審なメール、電話等がございましたら、 大変お手数ですが末尾のお問い合わせ先までご一報いただきますようお願い申し上げます。 2)システム上の対応 ①当該ストレージはネットワークから切り離し使用を停止し、現在は外部クラウドサービスにデータを移行して業務を行っております。 サーバについては対策を施した上で復元し、対策後は更なる不正アクセスは確認されておりません。 ②弊社サーバおよびクライアントPCに対して調査を行い、コンピュータウイルスの活動や不審な動きは確認されておりません。 3)行政機関への対応 弊社はプライバシーマーク取得企業であるため、同マーク認定団体である日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)へ11月4日(木)に第1報の報告、 1月13日(木)に事故報告を行い、JIPDECを通じ個人情報保護委員会へ報告いたしております。また11月5日(金)に警察署へ被害届を出しております。 4.再発防止策 以下の再発防止策を実施・継続してまいります。 ①不正アクセスを受けた当該ストレージの廃止およびデータの保管場所をセキュリティレベルの高い外部クラウドサービスに変更いたしました。 ②セキュリティ機器に対しセキュリティサービスを追加拡張いたしました。今後もセキュリティ専門の第三者の支援を受け、 継続的にセキュリティレベルを向上してまいります。 ③個人情報やお客様情報のお取り扱い(取得の有無、保管期間や廃棄時期など)について見直してまいります。 ④従業員に対し臨時の個人情報保護教育を実施いたしました。今後も年次教育やOJTを通じ、お客様情報の保護に対する 重要性の意識向上に努めてまいります。 二度と同様の事態を発生させないよう、再発防止に向け、全社一丸となって取り組んでまいる所存でございます。 皆様にご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことに、深くお詫び申し上げます。 引用 https://www.jecc-net.co.jp/20220113