上司とケンカしたランサムウェア開発者がLockBitのビルダーをリーク、その中身とは?_Gigazine

ランサムウェア・LockBitの記事作成時点で最新となるバージョン3のビルダーがTwitterに流出するという事態が発生しました。
流出させたのはなんと開発者とされる人物自身で、流出させた動機は「組織の上司に対して不満を抱えたから」とのことです。
LockBit ransomware builder leaked online by “angry developer”
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/lockbit-ransomware-builder-leaked-online-by-angry-developer-/
セキュリティ研究者の3xp0rt氏によると、「Ali Quushji」というユーザーが「チームが組織のサーバーをハッキングしてバージョン3.0のビルダーを見つけた」と述べ、Twitterに公開していたとのこと。 その後、今度はセキュリティ研究者のVX-Underground氏のもとに「protonleaks」という名前のユーザーから、LockBit 3.0のビルダーのコピーを共有するという連絡がきたとのこと。しかし、VX-Underground氏によれば、このリーカーはLockbitを使う組織に雇われた開発者で、組織の上司に腹を立ててリークしたことがわかったそうです。 流出したLockBit 3.0ビルダーは、暗号化器、復号器、および特定の方法で復号器を起動するための専用ツールなど、独自の作戦を開始するために必要な実行ファイルを誰でも素早く構築できるようにするものです。

 

https://gigazine.net/news/20221002-ransomware-lockbit-leaked/