徳島県鳴門市の久仁会鳴門山上病院にサイバー攻撃があり、電子カルテや院内のLANシステムが使えなくなったことが20日、分かった。原因を調べるとともに、復旧作業を急いでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE209IO0Q2A620C2000000/
県や同病院によると、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」に感染した。19日夕にパソコンが勝手に再起動し、プリンターから紙が大量に印刷されたのに職員が気付き、被害が判明した。詳しい要求の内容は不明。個人情報の流出の有無も確認中としている。
同病院には内科や外科、眼科などがあり、病床数は90床。入院患者の対応は続け、20日の診療は再来患者に限って受け付けた。
徳島県内では昨年10月にも、つるぎ町立半田病院でランサムウエアによる被害があった。〔共同〕


