株式会社FLYWAY

1.経緯
2021年11月16日、決済代行会社を通じて、一部のクレジットカード会社から、自社ECサイトを利用したお客様のクレジットカード情報の漏洩懸念について連絡を受け、2021年11月16日弊社が運営する自社ECサイトでのカード決済を停止するとともに、自社ECサイトを停止し、サイト内の全てのデータの保全を実施いたしました。
同時に、第三者調査機関による調査も開始いたしました。2021年12月15日、調査機関による調査が完了し、2021年4月25日~2021年10月31日の期間に自社ECサイトで購入されたお客様のクレジットカード情報が漏洩し、一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認いたしました。
以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。
なお、第三者機関によるログファイル等の調査の結果、お客様の注文情報および個人情報が格納されたデータベースへのアクセスが可能な状態にありましたが、現時点ではクレジットカード情報以外の注文情報および個人情報の流出は確認されておりません。

2.個人情報漏洩状況
(1)原因
 弊社が運営する自社ECサイトのシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため。

(2)カード情報漏洩の可能性があるお客様
2021年4月25日~2021年10月31日の期間中に自社ECサイトにおいてクレジットカード決済をされたお客様2,763名で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。

・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード

上記に該当する2,763名のお客様については、別途、電子メールにて個別にご連絡申し上げます。

3.お客様へのお願い
 既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。
お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。
 なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。

4.公表が遅れた経緯について
2021年11月16日の漏洩懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。
本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。
今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

5.再発防止策ならびに弊社が運営する自社ECサイトの再開について
弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。
改修後の自社ECサイトの再開日につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。
また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2022年2月8日に報告済みであり、また、所轄警察署(大阪市・南警察署)にも2022年1月14日に被害報告をしており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

https://note.com/birds_words/n/n3005cbad89fd